Witches' Abode's collection #12 【Mushroom Army】
魔女の祭壇のコレクション⓬【闘うマッシュルーム】

*This collection was assigned from the Werewolves' Lair on July 2020.
*このコレクションは2020年7月に狼男たちの巣穴から移設されました。

Sub Quest Series #62
《Darkness That Lies beneath the Dungeons》
地下迷宮に横たわる闇
62-8【Autumn Lamps 秋のランプ】⇦Prev Next➡62-10【City Legend シティの言い伝え】

Witches' Abode⓬【Mushroom Army 闘うマッシュルーム】
Weeping Champignon Green Caesar Golden Chanterelle Common Morel Amanita Plasmodium
ウィーピング=
シャンピニョン
(嘆きの茸)
グリーン=
カエサル
金色の
シャンテレール
編み笠茸
(アミガサタケ)
紅天狗茸
(ベニテングダケ)
プラスモディウム

【Mushroom Army】 【闘うマッシュルーム】  
[Food of the Gods]
Find the Weeping Champignon. - Explore the Werewolf Lair.
[神々の食べ物]
ウィーピング=シャンピニョンを探せ。-狼男の塒(ねぐら)を探索せよ。
 
We have a problem. In the central part of the City, a black fog has begun to rise up from the dungeons. There are already cases of missing persons - or so they say. Who knows? Any more and the City's residents will begin to panic. We need to do something before the situation gets out of control. Talk to Martha, Isabelle, the Mayor... Even the Mistress as a last resort. Detective

刑事
問題が持ち上がってるんだ。シティの中心部で、黒い霧が地下迷宮から立ち上り始めてな。既に行方不明が複数出る事態に発展してる-今のところ噂の域を出てはいないが。まあ、実際の所どうか分からんがな?で、更に発展すれば、シティの住民たちはパニックに陥り始めるだろう。俺たちは状況が制御不能になる前に何かしら手を打つ必要がある。マーサ、イザベル、市長に話をして…。最後の手段としてミストレスも視野に入れとけ。 or so they say: そういう風に人は言ってるが、確認は出来ていない→まだ真偽は定かではない、今のところ噂の域を出ていない
who knows?: まあ、どうか分からないけどね?誰にも分かるワケないじゃん?※自分の発言に続けて話を曖昧にするのに使う。
as a last resort: 最終手段として ※resortは元々外に出るという意味で、そこから頼りたくないけど頼るという意味がある
- Of course. Player (YOU) -それがいいね。  
The black fog from the dungeons has really filled the City. I found this passages in the "Damoclis gladius: Sword of Damocles" writings: "To defeat the black fog, Plasmodium, that feeds on negative emotions, no emotions may be used." So, this Plasmodium is part mushroom, part animal. Five particular mushrooms are needed to create it. First, find the rare Weeping Champignon. Isabelle

イザベル
地下迷宮から出て来た黒い霧が、本気でシティに充満しつつあるわ。私、「ダマクリーズ・グラディウス(ダマクリーズの剣)」の記述の中にこういう一節を見付けたの-「黒い霧を打ち破るには、負の感情及び無の感情を餌とするプラスモディウムが使われ得る」でね、このプラスモディウムは半分茸で半分動物なのよ。それを作り出すには五つの特異な茸が必要なの。先ずはレアなウィーピング=シャンピニョン(嘆きの茸)を探してちょうだい。 Damoclis gradius (the Sward of Damocles)ダマクリーズの剣:紀元前4世紀頃のシラクサでの暗示的な逸話。王の佞臣(ねいしん)ダマクリーズに対し、富と権力は危険と隣合わせだと分からせるために、玉座に座らせ、馬の尻尾の毛一本で頭上に剣を吊るしたという話。ローマの政治家だったキケロ―が人生に満足するには美徳が必要だと説く話の中で用いた。Damoclis gradiusはラテン語
Plasmodium プラスモディウム:このお話では茸と動物の中間生物の様に説明されているが、実際には原生生物の一種。代表格にSlime Moldと呼ばれるスライムっぽいカビがいて、それがかつて茸の一種だと思われていた話が元ネタと思われる。
Weeping Widow 嘆きの未亡人:イザベルの言っているWeeping Champignon 嘆きのシャンピニョンという茸は見当たらないが、Weepingの付く名で呼ばれる茸で有名なのがコレ。すごい毒キノコっぽい名前だが、食べられるらしい。但しスゴイ苦いとの事。
In ancient Egypt, the Weeping Champignon was considered a "food of the Gods", so only a pharaoh could eat it. Properly prepared mushrooms extended one's life for decades. Mere mortals were not even allowed to touch them. Now that customs are more relaxed, you can get a Weeping Champignon without risking your life. 古代エジプトではウィーピング=シャンピニョンは「神々の食べ物」と考えられていたの、だから口にすることができたのはファラオだけだったのよ。きちんと調理された茸は寿命を数十年も伸ばしたのだとか。下々の者は触れる事すら許されなかったのだけれどね。今はもうそんな風習はないから、命の危険を冒さずともウィーピング=シャンピニョンを手に入れられるわよ。
[Poisonous Delicacy]
Find the Green Caesar. - Explore the Werewolf Lair.
[毒のある季節の珍味]
グリーン=カエサルを探せ。-狼男の塒(ねぐら)を探索せよ。
 
We have to hurry because the black fog is rapidly extending its devastating reach. We need to quickly create Plasmodium. To do this, we need another specific mushroom - the Green Caesar. Look for it urgently. Isabelle

イザベル
急がないと、黒い霧が急速にで危険域を拡大しているわ。早急にプラスモディウムを作り出す必要があるわね。そのためには、もう一つ特異な茸が必要なの-グリーン=カエサルよ。緊急にそれを探してきてちょうだい。 devastate: 途方に暮れさせる
Caesar's mushroom カエサルの茸:西洋タマゴタケの別名。これは毒キノコではない。ユリウス=カエサルの好きだった茸ではなく、毒殺された皇帝クロディーアスが好きだった茸。クロディーアスはカエサル家の一門だったため彼の名前にもカエサルが含まれている。
Agrippina アグリッピーナ:夫Claudius クロディーアスを毒殺し、息子Neroネロを帝位に就けたことで有名な人。当時ローマは暗殺が横行する大変ブラックな時代だったので、アグリッピーナだけが黒い訳でもないが。
ユリウス=カエサル→アウグスティヌス→ティベリウス→カリギュラ→クロディーアス→ネロと続いてネロで帝政ローマのこの系譜はお終い。
💬イザベルの話は色んな逸話をゴタ混ぜにした話だな。Green Caesarという茸は見付からなかったが挿絵によく似た緑の茸はあった。しかし毒キノコか否かは定かではないらしい。毒殺茸は多分特定されてはいないと思うがどうだろう?
I am astonished yet again by your speed. You brought the Green Caesar mushroom! These mushrooms are named after Julius Caesar, who loved them. Agrippina, wife of the Roman Emperor Claudius, poisoned her husband with the deadly Green Caesar in order for her son Nero to ascend to the throne. あなたの迅速さには改めて舌を巻くわ。グリーン=カエサル茸を持って来てくれたのね!この茸の名前はこの茸を愛したジュリアス=シーザー(ユリウス=カエサル)にちなんで付けられたのよ。ローマ皇帝クロディーアスの妻、アグリッピーナは息子のネロを帝位に就けるために、グリーン=カエサルの毒で夫を毒殺したの。
[Trumpet of Death]
Find the Chanterelles. - Explore the Werewolf Lair.
[死のトランペット]
シャンテレールを探せ。-狼男の塒(ねぐら)を探索せよ。
 
To create the Plasmodium that will devour the black fog, you need to find the mushroom that the French call the Trumpet of Death and the English call the Horn of Plenty. They are black chanterelles but Golden Chanterelles will also work. Isabelle

イザベル
黒い霧を貪(むさぼ)るプラスモディウムを作り出すには、フランス人が「死のトランペット」と呼び、イギリス人が「豊穣の角」と呼ぶ茸を見付ける必要があるわ。黒いシャンテレールの事なんだけど、金色のシャンテレールでも大丈夫よ。 black chanterelle 黒いシャンテレール:イザベルが説明してる「死のトランペット」或いは「豊穣の角」の茸はこっち。美味しくなさそうな見た目に反していい匂いで食べれる。
chanterelle シャンテレール:食べられる金色の茸の総称で、実際にはいくつかの種の茸らしい。
You brought Golden Chanterelles. There must be no black chanterelles left in the City. These will also work. It'll just take a little more time to transfer the protective properties to Plasmodium. 金色のシャンテレールを持って来てくれたのね。黒いシャンテレールはきっともうシティには残っていないんだわ。黄色でも大丈夫よ。プラスモディウムに防御属性を移し替えるのにちょっと余分に時間がかかるだけだから。
[Mana of Morel]
Find the Morel. - Explore the Werewolf Lair.
[編み笠茸のマナ]
編み笠茸(アミガサタケ)を探せ。-狼男の塒(ねぐら)を探索せよ。
 
We need genuine Morel to create Plasmodium. Look for it, but be careful. Never confuse it with the Gyromitra esculenta mushroom, which is deathly poisonous. And beware of the black fog! Without Plasmodium, we are powerless against it. Isabelle

イザベル
プラスモディウムを作り出すにはホンモノの編み笠茸(アミガサタケ)も必要よ。それを探して来て欲しいの、でも気を付けてね。絶対にジャイロマイタ=エスカレンタっていう茸と混同しないでね、そっちは致死性の毒があるから。それと黒い霧に気を付けて!プラスモディウムが無い状態では、私たちはアレに対して無力なんだから。 morel 編み笠茸(アミガサタケ):あみあみの笠が特徴的な食べられる茸。ヨーロッパでは高級食材で、バターで炒めると美味しいらしい。

Gyromitra esculenta ジャイロマイタ=エスカレンタ:歪な脳みそみたいな見た目の毒茸。キモチワルイから食べないだろうと思うが、あみがさたけにちょっと似てるかも。
I never expected such fresh Morel. While you are searching for the final ingredient, I'll have time to dehydrate and grind them. Put a couple of spells on this powder - and the mana of Plasmodium would almost never deplete. This is very important for fighting the fog. これは予想外に新鮮な編み笠茸ね。あなたが最後の材料を探しに行ってる間に、私は他の茸から水分を抜いて挽いていましょう。その粉に二つ三つ呪文を掛ければ-プラスモディウムのマナはほぼ枯渇しない状態になるはずなの。あの霧と闘うには、それはとても重要なのよ。
[Poisonous Hallucinogen]
Find the Red Amanita. - Explore the Werewolf Lair.
[毒のある幻覚剤]
紅天狗茸(ベニテングダケ)を探せ。-狼男の塒(ねぐら)を探索せよ。
hallucinogen: 幻覚剤
They say that the Aztec emperor Montezuma saw the "light of God descend from Heaven" in Cortez after breathing in the smoke of burnt mushrooms. Don't be surprised. These hallucinogens are often used to "talk with the gods." Find the Red Amanita, the final ingredient for growing Plasmodium. Isabelle

イザベル
アステカ人の王モンテズーマは、燃やした茸の煙を吸い込んだ後、コルテスの中に「天から降りて来る神の光」を見たと言われてるの。驚くほどの事ではないわね。そういう幻覚剤が「神々と対話する」ために使われるのは、ままある事なのよ。紅天狗茸(ベニテングダケ)を探して来てちょうだい、プラスモディウムを育てるための最後の材料なの。 Aztec アステカ(アズテック)人:スペインがやってくる前、メキシコにアステカ帝国を築いていた人々。
Montezuma モンテズーマ(モンテスマ):アステカ帝国がスペインに征服された時の王
Cortez コルテス:本来の綴りはCortés。セルナン=コルテス。アステカ帝国を滅ぼしたスペイン人。
★saw god in Cortes コルテスの中に神を見た:当時のアステカではコルテスが神Quetzalcoatl ケツアルカトルの化身だという予言があった。そのため王モンテズーマは国をコルテスに譲ろうとした。
Amanita 紅天狗茸(ベニテングダケ):ハロウィーン・ロケにあるFly Agaric Mushroom と同じモノで、赤い笠に白いイボイボが可愛らしい毒キノコ。毒の主成分はイボテン酸という旨味成分で、困ったことに毒なのにイノシン酸の何十倍も旨味が強い。毒としては弱いため死には至らず腹痛程度。軽い幻覚作用がある。白いぼを取ってしまうと、食用のタマゴタケにそっくりになるので注意。
broth: 煮出し汁
※本文注:the dungeon's black fogはthe dungeons' black fogが正当。dungeonは元の意味は地下の土牢だが、dungeonsと複数になるといわゆるダンジョンを指す。
Excellent, the Red Amanita! Norwegian berserkers drank its broth before battle. It gave them courage, strength, speed and stamina. All this is necessary to fight the dungeon's black fog. We'll use the mushroom to make a broth to water the Plasmodium. やったじゃない、紅天狗茸ね!ノルウェーの狂戦士(バーサーカー)は、戦闘前にこの茸の煮出し汁を飲んだのよ。戦士に勇気と力とスピードとスタミナを与えてくれたの。地下迷宮の黒い霧と闘うにはその全てが必要よね。私たちはこの茸から煮出し汁を作って、プラスモディウムに水をやるつもりなの。
[Mushroom Beast]
Grow Plasmodium. - Assemble the "Mushroom Army" collection.
[野獣キノコ]
プラスモディウムを育てろ。-「闘うマッシュルーム」のコレクションを集めよう。
 
The time has come to start growing Plasmodium. The process is long and painstaking and requires a lot of magical energy. You need to get your hands on City artifacts to water it. And don't go too far! To grow a Mushroom Beast for the first time, your multi-faceted talents would come in handy. Isabelle

イザベル
さあいよいよプラスモディウムを育て始める時が来たわよ。その工程は長くて、忍耐と多量の魔力が必要なの。これに水をやるにはシティのアーティファクトを見付けて来る必要があるわね。でもやり過ぎは禁物よ!初めて野獣キノコを育てるには、あなたのマルチな才能が役にたつんじゃないかしら。 get your hands on~: ~を見付けて手に入れる
💬えっ?主人公が育てるの?イザベルじゃないのかよ!
Our painstaking work has borne fruit. We grew Plasmodium! What remains is to move the container with the Mushroom Beast to the City centre, where it will be closer to the black fog and will begin to spread. After all, this fog is the result of black magic, and it's filled with the citizens' negative energy and emotions. It's the best food ever for Plasmodium. 私たちの忍耐強い作業が実を結んだわ。プラスモディウムを育成したのよ!後はこの野獣キノコの入った容器をシティの中央に動かすだけね、そこからならあの茸も黒い霧にもっと近づけるでしょうし広がって行けるもの。何と言ってもこの霧は黒魔術の産物で、街の人たちの負のエネルギーと感情が固まってできたモノなんだから。プラスモディウムにとってはこれ以上ないって程最高の餌よね。  
Thanks to your efforts we managed to grow Plasmodium - a Mushroom Beast that devoured all the black fog rising from the City's dungeons. The City of Shadows is saved, but we will join Martha in examining what caused this fog and how to prevent something similar happening in the future. And for you, a well-deserved reward for your efforts. Isabelle

イザベル
あなたの頑張りのお陰で、なんとかプラスモディウムの育成に成功したわ-シティの地下迷宮から立ち昇る黒い霧を、ガツガツと食べつくしてくれる野獣キノコの育成にね。シャドウ=シティは救われたけれど、次はマーサの検証作業に参加する仕事が残ってるわよ、一体何がこの霧を引き起こし、今後似たような事が起こるのをどうやって防ぐかを調査しないとね。そしてあなたには、頑張りに対して十分な報酬があるわよ。 💬そうだよなぁ。育てるのまでやらされて、かなり頑張ってたよね。
- Thank you. Player (YOU) -ありがとう。  

Witches' Abode⓬【Mushroom Army 闘うマッシュルーム】
Weeping Champignon Green Caesar Golden Chanterelle Common Morel Amanita Plasmodium
ウィーピング=
シャンピニョン
(嘆きの茸)
グリーン=
カエサル
金色の
シャンテレール
編み笠茸
(アミガサタケ)
紅天狗茸
(ベニテングダケ)
プラスモディウム

Sub Quest Series #62
《Darkness That Lies beneath the Dungeons》
地下迷宮に横たわる闇
62-8【Autumn Lamps 秋のランプ】⇦Prev Next➡62-10【City Legend シティの言い伝え】

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