Gargoyle's collection #6 【City Portals】
ガーゴイルのコレクション❻【シティの次元の扉】

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《After Where It All Began》
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コレクターの足取り
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Gargoyle❻ 【City Portals シティの次元の扉】
Spinning Direction Sign Covariant Clock Sidewalk Compass Endress Staircase Topological Model Recursive Portal
回転する
行先表示板
共分散時計 歩道用方位表示 終わりのない階段 位相幾何学モデル 再帰的ポータル

【City Portals】 【シティの次元の扉】  
[Big Change]
Find the Spinning Direction Sign. - Defeat a Gargoyle.

[大きな変化]
回転する行先表示版を探せ。-ガーゴイルを倒せ。
 
Buddy, I've been reading the Collector's notes we found... Detective
刑事
相棒、俺らで見付けたコレクターの記録を読んでたら…。 ★《Secret Organization》の後くらいの話だと思われる。刑事はコレクターを現実世界から人を誘拐する犯罪者の一味だと思っているため、rogue 悪党、ろくでなしと呼んでいる

mention: 全体の中の一部にそれが出て来る、と言う時に使う、ここでは記録の全部がトリッキーだとは言っていない

By the way, thank you again for helping with the case, I wouldn't have got into this rogue's house without you.
There's a problem though.
ああそれはそうと、あの事件に協力してくれて改めて感謝するよ、お前抜きじゃあ、あの悪党の家に入り込めなかっただろうからな。
で、それを読んでて詰まっちまってんのさ。
In his notes, the Collector mentions some very tricky things: I can't always imagine what it's about. コレクターの記録の中にはえらいトリッキーなシロモノがいくつも出て来るんだが-何度読んでも何のことやらさっぱり想像が付かなくてな。
This is important for our search, especially the part about portals. Where could he have gone through them? Can you help me figure it out? それが何なのかってのが俺たちの捜査には重要だろ、とりわけポータル、次元の扉に関する事については。ヤツはそれを抜けて何処に行っちまったんだろうな?それを解明するのに付き合ってくれないか?
First, the Collector writes about understandable things. You know that the City changes at night when the fog thickens, don't you? Yes, buddy, it's hard not to notice. The Collector noticed it as well and made a direction sign with arrows that change direction when the buildings move.
But where did the sign itself go? Look for it.
Detective

刑事
最初はコレクターも理解できるシロモノについて書いてたんだ。夜、霧が深くなるとシティの様相が変わるっていうのは知ってるだろ?その通りさ、相棒、まあ気付くなっていう方がムリがあるわな。コレクターもそれに気付いて、建物が動いた時にそれに合わせて方向が変わる行先表示板を作ったんだ。
だがその表示板そのものは何処にいったんだろう?そいつを探してくれ。
★補足:シティは霧に包まれるたんびにちょっとずつ街の建物の配置が変わったりする。イベントの時に起こるアレである。実はカードシャープが魔法のデッキを並べるとそれに合わせて配置が変わるという話もある。
The direction sign is working: today the Observatory is that way, and the Station is this way. But it's unlikely that this device helped the Collector open portals. 行先表示板はちゃんと機能してるな-今日、天文台はあっちの道で、駅はこっちの道だ。だがこの装置にはコレクターのポータルを開く力はなさそうだぜ。  
[Clockwise]
Find the Covariant Clock. - Defeat a Gargoyle.

[時計回り]
共分散時計を探せ。-ガーゴイルを倒せ。
 
The Collector's records also mention time in transformed spaces. I'm not sure if I want to delve into this...
But we have to find the covariant clock developed by this criminal genius. Will you help?
Detective

刑事
コレクターの記録には変換された空間内での時間とかも出て来るんだ。自分でもこれを掘り下げたいと本当に思ってるのか確信が持てないんだが…。
だがこの天才的犯罪者の開発した共分散時計ってのは見付けなくちゃならんだろ。協力してくれるか?
covariance 共分散:数学の統計学用語。対象の散らばり具合を分散(例えばテストの点が30, 80, 25, 100とか)というが、複数の分散がある時その分散どうしの相関関係を示す。
delve into~: ~を掘り下げる、ツッコんで考える
(下段)
why not: 目の前の話に同意する、話の中身が受け入れられるという時に使う。ノリノリの返事に使う事が多いが、ここでは前のokayを受けているのでちょっと渋々。okayはまあいいかくらいノリで、完全に納得してはいない。
💬難しい数式がいっぱい出て来そうだなぁ。そういうのはコンダクターに相談するのがいいんじゃないのか?実は数式にめっちゃ強そうだぞ
This is a clock? Okay, why not. It definitely doesn't look like the portal that brought me to the City. Look, here the arrows are moving faster, and here they're slower... Damn it! これが時計だって?まあいい、そういう事にしよう。こいつは明らかに俺をシティに引っ張り込んだポータルとは見た目が違う。見ろよ、こっちの針は動きが早いのに、こっちのは遅いぜ…。ちくしょうめ!
[Orienting Goes South]
Find the Sidewalk Compass. - Defeat a Gargoyle.

[南に向かって]
歩道用方位表示を探せ。-ガーゴイルを倒せ。
 
The Collector writes: "The City can open portals." Then he says that he studied where these portals lead and assembled a special compass.
It may indicate where to look for the Collector! Let's find the compass.
Detective

刑事
コレクターは「シティにはポータルを開く力がある」と書いてるんだ。で、その後、そのポータルが何処と繋がっているかを研究して、特殊な方位磁針を組み立てたと続けていてな。
そいつならコレクターを探すべき場所を示してくれるかもしれないぞ!その方位磁針を探そうぜ。
 
It's a sidewalk compass! I saw one before... but the cardinal directions weren't changing on it. How can such a strange device help you understand where the portal leads? 歩道用の方位表示か!俺も以前こういうのを見た事はあるが…、それは方位表示が入れ替わったりしなかったぜ。こんな奇妙な装置じゃあ、ポータルが何処に繋がってるのかを理解する助けになんかならんだろ? How can~?: どこをどうしたら~になるんだ?→~なんかにはならんだろ、ムリだろ? ※このHow~?は逆説である
💬方位だけじゃあ繋がる場所を割り出せないよね。座標じゃないと。何かと組み合わせて使うのかな?
[The Impossible is Possible]
Find the Endless Staircase. - Defeat a Gargoyle.

[不可能を可能に]
終わりのない階段を探せ。-ガーゴイルを倒せ。
 
In the Collector's notebooks, lots of pages are full of numbers. He probably calculated the formula for the portal through which he escaped.
And here's a drawing, it looks like a staircase. Have you ever seen anything like it?
Detective

刑事
コレクターのノートは数字で埋まったページだらけなんだ。ヤツはおそらく自分が抜けて逃げおおせたポータルに対する数式をはじき出したってことなんだろう。
ここに簡易図面があるんだ、見たところ階段みたいだよな。こういうのを今までに何かしら見たことがあるか?
 
The Collector made an endless staircase? Though it's just a model, it can't exist in reality! Just like the portal... The City clearly has a reality of its own. コレクターは終わりのない階段を作ってたって?これはただの模型だが、こんなのが現実に存在するなんてあり得ないだろ!そんなことを言ったら、ポータルだってそうなんだが…。シティは明らかに独自の法則を持ってるんだな。 💬エッシャーのだまし絵の模型版って事だよね?まああり得んわな。実在するクラインの壺とかみたいなもんだ。五次元ならあり得るだろうけども。
[Technical Matter]
Find the Topological Model. - Defeat a Gargoyle.

[技術的問題]
位相幾何学モデルを探せ。-ガーゴイルを倒せ。
 
There are no hints in the Collector's records about where he's hiding. But there's this instead: "My friend's student took an interest in the topological model of how the portal functions. He's a capable young man."
We need to take a look at this model!
Detective

刑事
コレクターの記録にはヤツが何処に潜んでいるのかを匂わせるモノはなーんもないんだよな。だがその代わりにこういうのがあったんだ-「友人のところの学生がどのようにポータルが機能するのかという位相幾何学モデルに興味を示していた。彼は有能な若者だ。」
このモデルってやつを探そうぜ!
Topology 位相幾何学:比較的新しい数学分野で、平らでない連続した空間(非ユークリッド幾何学の空間)を扱う学問。一番簡単なモデルでいうと表と裏が繋がった平面であるメビウスの輪で、立体的なモデルだと、曲率ゼロの五次元平面であるクラインの壺とか。クラインの壺は表も裏もない連続した表面で、メビウスの輪の立体版みたいなモノ。
注:数学で言う平面とは連続した空間であり曲面も平面の一種。フラットとは限らない

accomplice: 共犯者、グル
💬いやー、トポロジーはよほどその手の概念的な幾何学が得意じゃないとムリだろ。相対性理論の方がまだしも簡単だ。
This model probably explained the portal's principle to the "capable young man," but not to me. The only thing I've realized is that the Collector could have an accomplice. このモデルはおそらくポータルの原理を解説してくれるものだっんだろうよ、その「有能な若者」にはな、俺にはさっぱりだが。とは言え俺にも分かった事が一つだけある、コレクターには共犯者がいたってこった。
[Between Past and Future]
Obtain the Recursive Portal. - Assemble the "City Portals" collection.

[過去と未来の間で]
再帰的ポータルを手に入れろ。-「シティの次元の扉」のコレクションを集めよう。
recursive: 再帰的な、帰納法的な ※帰納法:一つの式に値を次々入れて、無限に次の解を導く事
I don't know about you, buddy, but the Collector's records are making my head spin. Detective
刑事
お前さんはどうだが分からんが、コレクターの記録のせいで俺は頭がこんがらがってんだよ。 💬新しい導入編Introductionによると、主人公はポータルの位置を算出できる程、数式に強いみたいですもんね。
He's a genius who understood how the City opens the portals and took advantage of this. But he's also a criminal who kidnapped people. ヤツはシティがポータルを開く法則を理解し、更には応用したほどの天才だ。だが同時に人々を拐(かどわ)かしていた犯罪者でもある。
The main question still remains unanswered - where did the Collector escape to, and through which portal? 肝心要(かなめ)の疑問が未だ答えの出ないまま残ちまってるだろ-コレクターは何処に逃げたのか?更にはどのポータルを抜けて?ってな。
I suggest we show our strange findings to the anomaly specialist - Isabelle. I think this should be her sort of thing. そこで提案なんだが、俺たちの見付けた奇妙なモンをアノマリーのスペシャリストに見せちゃどうだ-イザベルにさ。この手の事はあの娘の分野なんじゃないかと思うんだが。 one's sort of thing: 誰それの(得意)分野
💬トポロジーはアノマリーじゃないと思うな…。どっちも理解しがたい点では同じだけど
The covariant clock and endless staircase aren’t anomalies, but their existence helps one understand the nature of the City.
But you wanted to know which portal the Collector opened to hide, didn't you? I will try and extract information from these items, bring me some artifacts.
Isabelle

イザベル
共分散時計とか終わりのない階段とかはアノマリーじゃないけど、そういうものが存在するって事そのものは、シティの性質を理解する助けになるわね。でも、あなた方が知りたいのは、コレクターが潜伏するために開いたのがどのポータルなのかってことなんでしょ?どうにかこのアイテムから情報を引き出してみるから、いくつかアーティファクトを持って来てちょうだい。 💬ほらー、やっぱり違うって言われてんじゃん。これ、どっちかって言うとコンダクターの分野のはずなんだよ。あんまりその逸話が出てこないけどさ。
The fog thickens in the circle of artifacts, and another strange object arises from it... This is a model of a recursive portal - a "time machine"! It was being developed a long time ago, but no one was able to complete it.
The Collector left through the recursive portal. It's scientific breakthrough!
アーティファクトの円の中で霧が厚みを増して、そこからもう一つ奇妙な物体が現れたわね…。これは再帰的ポータルのモデルだわ-つまり「タイム・マシーン」よ!随分昔に提起されていたのだけれど、それを完成されられた者はいなかったのに。
コレクターはこの再帰的ポータルを抜けてどこかへ消えたのね。これは科学的概念を大幅に覆すものよ!
★解説:トポロジーでは虚数を媒介とすると時間と空間を同列に計算できる。そこに時間や空間が相対的なものであるという相対性理論をツッコむとタイム・マシーン的な思考実験が可能になる。かもしれない。
💬まあ、高度に数学的であるという雰囲気さえ掴めればオッケーな話なんだろう。自分も書いてて良く分からなくなった(笑)
Wait a minute... Does this mean that the Collector is able to escape into the past or the future? This is getting complicated... Detective
刑事
ちょっと待て…。そりゃあつまり、コレクターは過去とか未来とかに逃げる事もできるって事か?こりゃあ話がややこしくなって来たぞ…。
Anyway, I'm not one to back down. We'll have to stay alert if the culprit can appear at any time. まあいいさ、俺はそう簡単に引き下がる様なタマじゃねえぞ。ホシがいつ何時(なんどき)現れるか分からんのなら、警戒を怠る訳にはいかないっつうだけのこった。 💬この「at any time いつなんどき」っていうのが、本当にそのまんまの意味なのが面白いよね。ふつうは未来の事に対してだけ言うんだが(笑)
And let's remember - he could have an accomplice, "a capable young man." Stay double vigilant! そして、忘れちゃならんのが-ヤツには共犯者がいるって事だ、「有能な若者」ってのが。今までの倍、目を光らせておこうぜ! 💬これ、誰のことなんだろうなぁ。マスターの事なのか、ジェイコブの事なのか…。

Gargoyle❻ 【City Portals シティの次元の扉】
Spinning Direction Sign Covariant Clock Sidewalk Compass Endress Staircase Topological Model Recursive Portal
回転する
行先表示板
共分散時計 歩道用方位表示 終わりのない階段 位相幾何学モデル 再帰的ポータル

Sub Quest Series #99
《After Where It All Began》
全ての始まりのその後
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Sub Quest Series #U2-1
The Collector's Trace
コレクターの足取り
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